「場」をつくった「人」と、その人が掲げた「旗」。
そして、その旗のもとに集まる人々の様子を取材し、
コミュニティの人間模様をお届けするフォト& コラム。
Vol.1 mixr
「”mixr”のRは、ルーツの”R”でもあるんですね」
ひとはた上がったのは、その瞬間だった。
国際交流コミュニティのmixrは、宮城県仙台市から、大きなビジョンを描いて立ち上がった。ゆくゆくは日本中に活動が広がっていけばいいと願うその背景には、異国の地で心細く過ごす人々の居場所をつくりたいという思いがあった。
“meetup with international exchangers”の略で『mixr』。そんなネーミングと構想を描いて、知り合いのコピーライターに相談したところ、「さまざまなルーツを持った人がミックスするその「場」は「”R”oots (ルーツ)が混ざり合う場所だね」という言葉をかけてもらったという。
「その瞬間、コミュニティが進むべき道筋が見えてきた」とオーガナイザーの西谷さんは語る。
「英語だけじゃない。例えば、グループのみんなが韓国語を話してみたい日があれば、みんなでチャレンジしてみてもいい。言語のレベルはバラバラでも、みんなでゲームして、お話しして、交流して。初回をやってみて改めて思ったんです。もっともっと、この活動を広げていきたいって」
mixrはここから、より鮮やかに、たくさんのルーツを巻き込んでいく。
取材先:mixr SENDAI @mixr_sendai
取材場所:Hostel KIKO @hostelkiko