roots
-はにふみのはじまり-
はにふみは、
東北の魅力について
考えるところから始まりました。
「東北はとにかく”人”がいいよね」
こんな言葉をよく聞きます。
時に、全国ネットのテレビ番組で。
時に、旅先で出会った
バックパッカーから。
あるいは、東北の人自身が、
こんなことを口にします。
さて、この時言われている
「人のよさ」とはなんでしょうか。
「人のよさ」が、その土地の魅力や、
その地域らしさになりうるのでしょうか。
そんな漠然とした言葉で
東北の魅力を
語り尽くせているのでしょうか。
私たちは東北に住むものとして、
東北のアイデンティティを
常に模索し続けてきました。
そうして色々考えて、一つ、
声を大にして言いたいことが
見つかりました。
「東北は”人“がいい」
それは単に親切な人が多い
という意味だけではありません。
親切なんて言葉じゃ
おさまらないほどのホスピタリティ。
シャイだけど、
懐に入ると見せてくれる熱い想い。
そして、そんな人たちだからこそ、
お互いが安心して語り合い、
心の内を見せ合える「場」をつくるのが、
とてもうまいということに
気がつきました。
「人」がいいから「場」が生まれる。
「場」が生まれるから、居心地がいい。
旅先として、居住地として、
故郷としての東北の魅力。
その本質は「人」と「場」の関係に
隠されていました。
origin
-はにふみの由来-
はにふみは
「はなす」「にぎわう」
「ふくらむ」「みつかる」
の頭文字をとって
名付けられました。
人と人が「はなす」
ことから始まって
そこに「にぎわい」が生まれ
話が、想いが、夢が「ふくらみ」
訪れた人にとって
大切なものが「みつかる」
そんな「場」が
私たちの一つの理想です。
私たちの住む東北は、
地理的に寒い日が多いです。
そんな時、暖炉や焚き火、
あるいは鍋の周りに
人が集まるように。
「火(ひ)」を囲んで
人が集まるような
暖かい場所でありたい。
そんな願いも込めています。
※五十音表を見てみてね!